認知症の原因と予防

健康

認知症の現状

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2025年には

認知症の患者は、700万人以上になると言われている。

認知症予備軍を含めると、1000万人以上になると言われている。

これは65歳以上の高齢者の実に3人に1人の割合になる。

認知症には4種類ある。

  1. アルツハイマー型認知症
  2. レビー小体型認知症
  3. 脳血管性認知症
  4. その他

※出所:厚生労働科学研究費補助金認知症対策総合研究事業「都市部における認知症有病率と認知症の生活機能障害への対応」平成23年度~平成24年度 総合研究報告書[pdf]

今後、高齢化社会の中でも、一番多いアルツハイマー型認知症が増加するといわれている。

アルツハイマー型認知症

アルツハイマーというのは人の名前で

ドイツの精神化医アロイス・アルツハイマー氏。

ある40代の女性の患者さんが、記憶障害と妄想が少しある状態で診察。

その後、56歳で亡くなる。

亡くなった後、脳内を開けて、3つの特徴を見つけた。

①神経細胞が失われて、脳の萎縮があった。

②老人斑、いわゆる脳のシミが溜まっていた。

後の研究で、これは、アミロイドβというタンパク質だと分かった。

③神経原線維が多発している。

今では、この神経原線維が脳の萎縮に繋がっているのではないかといわれている。

初期

軽い物忘れ。

昨日までできていたことができなくなる。

例えば、料理の仕方を忘れる。

この初期は、加齢による物忘れと混同しがちなので、あまり気にしない人が多い。

でも、

この初期の段階でアルツハイマー型認知症ということを認識することが重要。

中期

・少し介助が必要になってくる。

夜中に突然飛び出して外に出て徘徊するとか。

・自分の清潔さに関心が無くなる。

お風呂に入るのを嫌がるとか。

後期

認知機能だけで止まっていた障害が運動機能にまで及んでくる。

というように、生涯の幅が広がってくる。

会話がスムーズにできなくなったり、

食べ物じゃないものを食べてしまったり、

トイレも不自由になる。

終末期

運動機能は完全に障害されているので、寝たきりになる。

生命維持に必要な重要な機能も失われて、死に至る。

ダイアン研究

アメリカのワシントン大学が遺伝子的にアルツハイマー病を発症しやすい人を集めて追跡・研究した。治すための研究ではなくて発症のメカニズムを研究した。

その結果

アミロイドβが発症の25年前から脳内に溜まり始めているのではないか

MCIスクリーニング検査・軽度認知障害(MCI)|健康診断・人間ドック|さくら病院

アミロイドβが溜まるにつれて海馬が萎縮して症状が進んでいく。

発症する時点で、海馬はかなり萎縮しているので、回復はほぼ不可能。

認知症を予防するにはアミロイドβを出さないようにすることが重要。

アミロイドβが出る要因

①炎症

炎症を抑えるために出る物質が脳のバリアを壊す。

壊されたバリアからいろんなものが脳に到達する。

糖尿病の慢性の炎症なので要注意。

それを撃退しようとしてアミロイドβが増える。

②酸化

一番酸化にさらされているのが脳。

活性酸素による酸化ダメージによって恒常的にアミロイドβが出る。

酸化ダメージが起こるとアミロイドβが出やすくなる。

抗酸化作用のある食品を摂る。

③脳の栄養不足

神経伝達を良くする栄養を摂る。

細胞を保護する栄養を摂る。

不足すると、正常細胞が死んでいく。それに伴ってアミロイドβが出る。

アルツハイマー病予防の3ステップ

①アミロイドβの分泌を止める。

②アミロイドβを排出させる。

③しっかりと脳に栄養を与える。

初期認知症の9割が改善!最新治療法リコード法とは

リコード法(ReCODEprotocol)とは、元カリフォルニア大学サンディエゴ校の教職、現在バック研究所・MPIコグニション所長のデール・ブレデセン医師により開発された、アルツハイマー病およびMCI(軽度認知障害:アルツハイマー病の1歩手前の状態)に対し、回復を図る画期的な治療法。※100%完治ということではない。36個のアルツハイマー病の原因を特定。

アミロイドβは直接の原因ではない。

アミロイドβは脳のダメージから守ろうとした結果、できた物質であると説明。

36個の原因は一人一人違うのでそれぞれに合った治療法が必要。なおかつ、1成分1栄養素で治るようなものではない。

リコード法での検査項目は60個

大きく分けて5つ

・炎症性…脳の炎症が原因。食事が関係している。

・萎縮性…栄養不足。

・糖毒性(炎症性と萎縮性の混合型)…糖尿病から起こる。

・毒物性…金属、微生物などが原因。

・血管性…血管の障害。

食生活、適度な運動、睡眠が重要。

規則正しい生活を心がけて、ストレスをため込まないことが認知症予防には大切。

 

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